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火葬 告別式 そして納骨へ [日記]

昨日は叔父の火葬と告別式そして納骨までを一日で行うので忙しい日でした。

父は次男で亡くなった長男の弟にあたり一晩中線香の火を絶やさない役目がありました。

控え室の定員は5名でしたが孫にあたる子供達が5名やって来たため定員オーバーになり
しかも深夜まで賑やかだったため父は寝不足だったそうです。

私は父とは別グループで実家で泊まり翌朝合流する事になっていました。
いつもは3人の子供が居て賑やかな実家も全員葬祭会館に行っているため灯が消えたように静かでした。

子供達の母や祖母にあたる人達は寂しい~!と心の底から寂しがっていて
いつか子供達が一人立ちして家を去ったときの事未来を想像していました。

私も子供達と遊ぶのを楽しみにしていたので別グループになってとても残念でした。
一晩明けて朝になり火葬前のセレモニーのため会館で合流しそこで子供達からおじいちゃんへの別れのお手紙が読まれました。

その後火葬場へと移動し生身の人の姿を保っていられる最後の機会となり
一緒に暮らしていた3人の孫のうち一番上の長女が涙する場面が印象的でした。

それまでスマホでゲームをして遊んでいてまるでおじいちゃんの死をさほど悲しんでいないような素振りでしたがそれは一種の現実逃避でなるべくその事を考えないようにするための行動だったように思えます。

その後の納骨は大人たちだけで行き納骨をしっかり見届けお供えのお団子をその場で食べて来ました。
実家に帰ると火葬場で泣いていた長女が疲れきった様子で炬燵に入ったまま寝ていました。

急に色々な準備や覚悟が必要になり大人たちも忙しかったですが子供達も大変な思いをしたんだなと改めて感じました。

私にできる事は制服姿のまま炬燵から足を出して無防備に寝ている長女に側にあったハーフサイズの毛布をお腹からスカートを覆うように膝下まで掛け、その頭をそっと持ち上げ座布団を枕かわりに挿し込む事位でした。

全てのセレモニーが終わり今はゆっくりと休ませてあげたかったのです。


2019-03-04 07:12  nice!(1)  コメント(0) 

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